こんな立派なシイタケが、ちゃんと生えてくるのだろうか。
この週末は土日とも山上だった。
土曜日は、新しく立ち上げた「摩耶山キノコ部」の第1回の活動日。
老若男女、30人ちかくが参加してくださった。ありがとうございます。
その様子は、慌てて前日の金曜日にスタートしたブログに書いた。
Facebookページもブログも前日にスタートなんて、
我ながら泥縄もいいところだ。
ほだ木に種駒を打ち込むのは簡単だと分かったので、
あとは気温や湿度に合わせてどのように管理していくか、
実地を踏まえて研究していきたい…けど、そんな時間あるのか?
うまくいけば、原木キノコが食べ放題!
ま、そんなにうまくはいかないか。
キッズもたくさん参加してくれた。彼らがイベントに混じるだけで雰囲気が良くなる。
この日掬星台は、MAYA SAKURA FES 2016が開催中。
キノコ部が無事終了したので、
1週間ずっとバタバタと慌ただしかったペースが一瞬緩んだ。
フェスに出店していたOシェフのパニーニを食べてビールを飲んで、
歩いて青谷道から下山した。
生ハム・チーズ・ルッコラ・トマトのパニーニ。塩っぱくて美味い!
アラフォーからの転職・移住・結婚・デザイン…あてどもなく彷徨う中年放浪記
2016年4月25日月曜日
2016年4月20日水曜日
神戸お気に入りのお店:皇君菜館(こうくんさいかん)
“いかにも”なファサード。ま、それが“らしさ”なんだけど。
蒸し鶏。ボリュームがある。ひとりならこれだけでお腹いっぱい。
神戸・三宮のド真ん中を通るフラワーロードと山手幹線が交わる、
加納町交差点から西に50mほど行くと、深夜もギラギラとサインが光る。
今話題の組事務所ビルがデーンと立っていて
覆面パトカーが24時間、路上で見張っているあたり。
看板は黄色ベースに赤文字のいわゆる中華系の安っぽい感じで、
なおかつ張り紙がベタベタ貼ってあるのでガラス戸から店内はうかがえない。
初めて入ったときは勇気が要ったけど、
一度入ってしまえば何のことはない、
深夜にオッサンがひと息ついて食事ができるお店。
と言っても、スタッフは皆さんあまり日本語が上手じゃない中国の方で、
ニコニコしている愛想の良いお母さんの存在以外は、
ホスピタリティが特別良いわけでもない。
じゃあ何でここがお気に入りかと言えば、
深夜3時まで開いているところと、
客で混み合っていようがひとりポツンと食べていようが、
全く構わずに放っておいてくれることに尽きる。
味はそこそこ。お値段が安めなので、全然文句はない。
仕事で遅くなった時や、1杯飲んだ帰りがてら、夜中の1時ぐらいにお店に入る。
大抵はお客さんが1人いるかいないか。
あとから水商売のお姉さんとお客さんが一緒に入ってきたり、
仕事を終えた飲食業界の人と思しきお兄さんがひとりで入ってきたり。
たまに居る10人ぐらいのグループ客は、同業者系の方が多い気がする。
席に着いたらまずキリンの瓶ビール。
焼餃子は250円だったかな?そのあたりの安いつまみを頼んで、最後にご飯物。
割合よく食べるのは「肉めし」と言われる中華飯のシンプルなものか、五目炒飯。
炒飯はパラッと仕上がって、なかなか美味しい。
かなり深い時間にケーブルテレビの通販番組や特集番組をBGMにしながら、
誰とも話をせず、静かにひとりでぼんやりビールを飲んで、
お腹を満たすことができるありがたいお店。
お店を選ぶ理由は、美味しい/不味いだけじゃなくて、
過ごしたいように過ごせる店かどうかというのも大きなポイント。
ヘトヘトに疲れて、でも真っ直ぐ帰りたくない時もある。
自分は神戸に来てからというもの、相当仕事ですり減っているので、
誰かと過ごしたい訳じゃないけど、深夜にひと呼吸置く場所を常に探している気がする。
オッサンのサードプレイス。
同じような理由でこの店に通う常連さん、多いんじゃないかな。
そしてこの店に通うようになってから、余計な脂肪がつき始めた。
300円で山盛りの搾菜。拍子木カットで甘め。オッサンの深夜ひとり飲みにぴったりのアテ。
これが一番かな。五目炒飯。目玉が乗っているのが嬉しい。スープはつくときとつかないときがある…
豚足。ビールのおつまみにぴったり。
肉玉子めし。これはやや味がぼんやり…もっとジャンクな味付けでいいと思う。
肉めし。名前の割に野菜が多くて嬉しい。キャベツ多めよりも冬場の白菜多めの方が好み。
2016年4月17日日曜日
六甲山ハイク、芦屋〜荒地山〜有馬
向こうに見える岩場を目指す!
昨日の土曜日は、六甲山のお師匠Mさんの手引きで、2回目のお勉強ハイク。
決まった名前はないけど、「Mチルドレン登山部」みたいな感じか。
六甲山の魅力を、お師匠の解説つきで登るという贅沢なプラン。
山行計画からコース選定まで、全部お願いしてしまった。
朝10時に阪急線芦屋川駅に集合して、コースの確認をする。
同じ様な老若男女ハイカーさんが、駅前の小さな公園にたくさん集まっていた。
天気は快晴で風もなく、ちょうど良い気温。
今回の参加者は4名。お師匠Mさん、ラジオパーソナリティNさん、
若手ラジオマンAさん、そして自分。
皆アクティブな人なので、敢えて健脚向けコースが選ばれた。
急遽、ラジオ用に音声を収録することになり、時々立ち止まっては収録。
…
芦屋川沿いにスタートして、早々に今回のメインである荒地山(あれちやま)に到着。
ここはロッククライミング気分を味わえるとのことで、
ゴロゴロとした大きな岩にガバッと取り付いて登るのが楽しい。
「岩梯子(いわばしご)」「新七右衛門ぐら」といった名所をクリアしていく。
岩の上は展望台とは違って柵がないため、
そこからの眺めと開放感が抜群だった。
大きな岩の間をすり抜け、時に乗り越えて進む。
大きな岩(チーズロック)の上でお昼ご飯を済ませ、収録も。
荒地山を充分に楽しみ、お昼ご飯休憩を入れてからは、
しばらく下ったり登ったりしながら、六甲山山頂付近へ。
一軒茶屋でビール休憩を経て、六甲山山頂で記念撮影。
この頃からちょっと風が強くなってきた。
そこから有馬温泉へジリジリと下る。
六甲山山頂付近から、大阪平野を望む。
有馬温泉に着いてからは、金泉の横にある足湯に浸かり、
バスの時間まで立ち飲み屋さんでガソリン補給。
こちらのお店は、Nさんが以前番組でうかがったので知っていたとのこと。
キリンビールから樽ごと仕入れているらしく、生ビールが抜群だった。
有馬温泉の酒屋兼立ち飲み屋さん。生ビールが美味しい!
有馬に来たら、有馬麦酒!左に見えるのは、超レアな珍味、花山椒の佃煮。
…
今回、初めてのコースを歩いたけど、とても良いコースだった。
まだまだ六甲山には、自分の知らない顔がたくさんある。
また今度、彼女がこっちに越してきたら一緒に登ってみようと思う。
この日は天気が良かったためか、
すれ違ったり同じコースを歩くハイカーさんがとても多かった。
これからの季節は、もっと増えるのだろうか。
今回もコース設定からガイド、そして資料の用意と
お師匠Mさんにはまたまた大変お世話になってしまった。
ありがとうございます。
帰りのバスの中で、次はどこのコースを歩こうかと相談しながら戻ってきた。
2016年4月15日金曜日
初めての酒蔵見学、奈良
春先の枯れたさかばやし。いざ行かん!
先月のとある週末に、初めて日本酒の蔵にうかがい、見学させてもらった。
神戸のバスケ仲間が、神戸のハンター坂で洒落たダイニングをやっていて、
料理だけでなく日本酒の品揃えも素晴らしいので
ちょくちょく顔を出しているのだけど、その彼が企画して誘ってくれた。
この日は8時前に大阪の阿倍野に集合。
しかし出だしから電車に乗り遅れ、降りる駅を間違え、
朝から阿倍野の街を疾走する羽目に。
皆さんと移動する電車には間に合い、8人で出発。
大阪からちょっと足を伸ばして奈良県の蔵を2つ回った。
…
午前に最初の蔵、「梅乃宿」の梅乃宿酒造。歴史のある蔵で、規模が大きい。
設備や醸造法で、上手に合理化・近代化を取り入れている印象だった。
若手を積極的に登用したり、歴史と現代的なセンスがバランス良く合わさっている。
試飲でいただいたお酒も美味しく、好みだったので2本購入。
こういうところがちょっとかわいい。
蔵の名前の由来となった梅の木。樹齢300年。
ぷくぷくと発酵中のタンクからは、バナナのような香りがした。
こんなにたくさんの種類を試飲させていただいた。至福…
おみやげで買ってきて、後日いただいた実験的な造りのお酒。若い蔵人が古式醸造法で醸したお酒。
…
梅乃宿をあとに、次の土地に移動。
お昼ご飯は三輪で。有名な三輪そうめんのランチをいただく。
三輪そうめんのにゅうめん。結構ボリュームあった。
…
午後はその足で「三諸杉」の今西酒造へ。こちらは若手当主が気を吐く、注目の蔵。
日本の酒造りのおおもととなる土地柄を背景に、
お酒を軸にした地元活性化まで見据えて、取り組んでいる。
蔵は驚くほど若手しかいない。杜氏さんは30代で、蔵人は平均年齢30アンダーか?
徹底して蔵を清潔に保ち、こだわり抜いた造りをしていた。
好みの味とは違うけど、それとは別に応援したくなる蔵。帰りがけに1本購入。
堂々たる蔵の構え。
三輪山からの水が井戸から出るとのこと。社長自ら案内してくださった。
…
蔵見学は初めてだったけど、とても刺激的だった。
何よりどちらの蔵の皆さんも、とても真摯に酒造りに携わっていて、
いつもベロベロで飲んでいる人間としては頭の下がる思いだった。
もちろん、酒は好きずきに飲むものだけど、
これからは1本の酒の裏側にある、作り手の思いも感じて味わってみたい。
先月のとある週末に、初めて日本酒の蔵にうかがい、見学させてもらった。
神戸のバスケ仲間が、神戸のハンター坂で洒落たダイニングをやっていて、
料理だけでなく日本酒の品揃えも素晴らしいので
ちょくちょく顔を出しているのだけど、その彼が企画して誘ってくれた。
この日は8時前に大阪の阿倍野に集合。
しかし出だしから電車に乗り遅れ、降りる駅を間違え、
朝から阿倍野の街を疾走する羽目に。
皆さんと移動する電車には間に合い、8人で出発。
大阪からちょっと足を伸ばして奈良県の蔵を2つ回った。
…
午前に最初の蔵、「梅乃宿」の梅乃宿酒造。歴史のある蔵で、規模が大きい。
設備や醸造法で、上手に合理化・近代化を取り入れている印象だった。
若手を積極的に登用したり、歴史と現代的なセンスがバランス良く合わさっている。
試飲でいただいたお酒も美味しく、好みだったので2本購入。
こういうところがちょっとかわいい。
蔵の名前の由来となった梅の木。樹齢300年。
ぷくぷくと発酵中のタンクからは、バナナのような香りがした。
こんなにたくさんの種類を試飲させていただいた。至福…
おみやげで買ってきて、後日いただいた実験的な造りのお酒。若い蔵人が古式醸造法で醸したお酒。
…
梅乃宿をあとに、次の土地に移動。
お昼ご飯は三輪で。有名な三輪そうめんのランチをいただく。
三輪そうめんのにゅうめん。結構ボリュームあった。
…
午後はその足で「三諸杉」の今西酒造へ。こちらは若手当主が気を吐く、注目の蔵。
日本の酒造りのおおもととなる土地柄を背景に、
お酒を軸にした地元活性化まで見据えて、取り組んでいる。
蔵は驚くほど若手しかいない。杜氏さんは30代で、蔵人は平均年齢30アンダーか?
徹底して蔵を清潔に保ち、こだわり抜いた造りをしていた。
好みの味とは違うけど、それとは別に応援したくなる蔵。帰りがけに1本購入。
堂々たる蔵の構え。
三輪山からの水が井戸から出るとのこと。社長自ら案内してくださった。
奈良県独自の露葉風を復活させ、酒米として使用。
こちらの試飲も大変素晴らしかった。
…
蔵見学は初めてだったけど、とても刺激的だった。
何よりどちらの蔵の皆さんも、とても真摯に酒造りに携わっていて、
いつもベロベロで飲んでいる人間としては頭の下がる思いだった。
もちろん、酒は好きずきに飲むものだけど、
これからは1本の酒の裏側にある、作り手の思いも感じて味わってみたい。
2016年4月14日木曜日
ウチの家族に彼女を紹介
浜松と言えば、やはりコレ。こんなときしか上物は食べられないし。
うう…業務多忙につき、3週間近く全く更新している余裕がなかった。
いかんね。
ともあれ着々と?結婚に向けて準備している。
先月末に、銀座のはずれにある某有名レストランで
写真撮影立ち会いがあり、出張で東京へ。
営業終了後なので深夜に終了、その日は彼女の家に泊まる。
翌金曜日は久々の平日休。
同じく有休を取った彼女と昼ぐらいからのそのそと始動して、
夕方に埼玉のふじみの市へ。上の妹夫婦と甥っ子たちに彼女を紹介
(下の妹夫婦と姪っ子は既に顔見知りなので、このフェーズは後回し)。
ついでに、まだ自分は行ったことのなかった
上の妹の嫁ぎ先のお宅に立ち寄ってご挨拶。
上の妹の義父・義母にも10年ぶりぐらいにお会いして、ご挨拶できて良かった。
まだ入籍もしていないのにお祝いを頂戴してしまった。
そのまま、東京に来たときには大体ふたりで顔を出している中野のお店へ。
こちらは、彼女と始めてふたりで食事をしたときに、
2件目でふらりと顔を出して以来のお気に入り。
あと2ヶ月ぐらいしたら、入籍して彼女も神戸に移住してしまう旨お伝えする。
店長さんも喜んでくれた。
こういうお別れはちょっとだけ寂しい。
最高のゲヴュルツトラミネールをいただく。このお店に通えなくなるのは寂しい。
…
翌土曜日は遅めの始動、午後イチの新幹線(こだま)で、
のんびりと実家の浜松へ。駅に父が迎えに来てくれた。
実家に戻って、両親に彼女を初めて紹介。
結婚することと、彼女の実家には既に伺っていて、
向こうのご両親にも了解いただいていることは伝えてあったので、
何か言うでもなく緊張もなく、最初から歓迎ムード。
新しい家族が増えることが嬉しいようだった。
いや、ずっと抱えていた心配がひとつ片付くことの安堵か。
翌日は、両親と車で浜松観光に出かけた。
浜名湖、うなぎパイの春華堂の工場見学、新東名。
うなぎパイの工場見学。大量生産ラインは見飽きない。
実家の裏手にある新東名。山あいを縫うように走る。
高校までしか地元に居なかったので、いざこの歳になって地元を回ってみると
思っていたより田舎じゃなかったんだな、とか
思っていたより狭いんだな、とか
いろいろと地元への気づきがあった。
…
その夜、浜松駅から東京と神戸と、彼女とは逆方向に向かってそれぞれ帰った。
もう来月末には、彼女は東京の家を引き払って神戸に引っ越してくることになる。
いろいろと準備しないとね。間に合う気がしないけど。
こういうプロセスを重ねていくことは、未知の体験でなかなか刺激的。
この歳だからか、ロマンチックな気分には全くならないのが
彼女には申し訳ないけど、でも新しい経験にはワクワクしているよ。
うう…業務多忙につき、3週間近く全く更新している余裕がなかった。
いかんね。
ともあれ着々と?結婚に向けて準備している。
先月末に、銀座のはずれにある某有名レストランで
写真撮影立ち会いがあり、出張で東京へ。
営業終了後なので深夜に終了、その日は彼女の家に泊まる。
翌金曜日は久々の平日休。
同じく有休を取った彼女と昼ぐらいからのそのそと始動して、
夕方に埼玉のふじみの市へ。上の妹夫婦と甥っ子たちに彼女を紹介
(下の妹夫婦と姪っ子は既に顔見知りなので、このフェーズは後回し)。
ついでに、まだ自分は行ったことのなかった
上の妹の嫁ぎ先のお宅に立ち寄ってご挨拶。
上の妹の義父・義母にも10年ぶりぐらいにお会いして、ご挨拶できて良かった。
まだ入籍もしていないのにお祝いを頂戴してしまった。
そのまま、東京に来たときには大体ふたりで顔を出している中野のお店へ。
こちらは、彼女と始めてふたりで食事をしたときに、
2件目でふらりと顔を出して以来のお気に入り。
あと2ヶ月ぐらいしたら、入籍して彼女も神戸に移住してしまう旨お伝えする。
店長さんも喜んでくれた。
こういうお別れはちょっとだけ寂しい。
最高のゲヴュルツトラミネールをいただく。このお店に通えなくなるのは寂しい。
…
翌土曜日は遅めの始動、午後イチの新幹線(こだま)で、
のんびりと実家の浜松へ。駅に父が迎えに来てくれた。
実家に戻って、両親に彼女を初めて紹介。
結婚することと、彼女の実家には既に伺っていて、
向こうのご両親にも了解いただいていることは伝えてあったので、
何か言うでもなく緊張もなく、最初から歓迎ムード。
新しい家族が増えることが嬉しいようだった。
いや、ずっと抱えていた心配がひとつ片付くことの安堵か。
翌日は、両親と車で浜松観光に出かけた。
浜名湖、うなぎパイの春華堂の工場見学、新東名。
うなぎパイの工場見学。大量生産ラインは見飽きない。
実家の裏手にある新東名。山あいを縫うように走る。
高校までしか地元に居なかったので、いざこの歳になって地元を回ってみると
思っていたより田舎じゃなかったんだな、とか
思っていたより狭いんだな、とか
いろいろと地元への気づきがあった。
…
その夜、浜松駅から東京と神戸と、彼女とは逆方向に向かってそれぞれ帰った。
もう来月末には、彼女は東京の家を引き払って神戸に引っ越してくることになる。
いろいろと準備しないとね。間に合う気がしないけど。
こういうプロセスを重ねていくことは、未知の体験でなかなか刺激的。
この歳だからか、ロマンチックな気分には全くならないのが
彼女には申し訳ないけど、でも新しい経験にはワクワクしているよ。
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