アラフォーからの転職・移住・結婚・デザイン…あてどもなく彷徨う中年放浪記

2016年3月4日金曜日

神戸お気に入りのお店:ROCCA(ロッカ)

ちょっとさびれた感じの二宮商店街に不意に現れるお洒落な店構え。
となりは近ごろ話題の「IN THA DOOR BREWING」。

デザイナーという仕事をしていると、どうしても夜が遅くなる。
時間がある限り、より完成度を求めて詰めの作業をやりたくなるものだし、
そもそも自分の場合、デザイン以外の業務も多いので尚更。
(それでもウチの会社は朝は普通に始業するので、なかなかキツい。)

仕事で帰るのが夜中になったりすると、
家に帰ってからご飯を作って食べるなどという気にはならず、
コンビニで適当に買って帰るのもある程度繰り返すと飽きるので、
自然と遅くまでやっている帰り道のお店に立ち寄ることが増える。


三宮の東側、二宮商店街にある「ROCCA(ロッカ)」は、
自分より年上のお客さんは滅多におらず、
20代後半から30代中盤ぐらいまでの男女がメインのお客さん。
皆それぞれお洒落で、お仕事はクリエイティブ系の方が多いのかな?

女性店長のMさんは自分と年齢が近いだけでなく、
美大出身というバックグラウンドも同じだからか、不思議とウマが合う。
遅くに訪れても受け入れてくれるので、とてもありがたい。

店内は“アンティーク”までは古くない調度やインテリアで、
店長チョイスのユニークなラインナップの蔵書が並ぶ。
センス良くこざっぱりとまとまっていて、この雰囲気はとても好み。

こちらのお店は、女性がひとりでもちゃんと美味しい食事ができるようにと
日替わりで卵かけご飯のセットが用意されている。
自分はまだ食べたことがないけれど、卵かけご飯はすこぶる評判。

いつも適当にお総菜の盛り合わせをお願いして、
ハートランドを瓶で1本、お酒と焼酎かウイスキーを2〜3杯という感じ。
お総菜は丁寧に作られていて、シンプルで控えめな味付けが好ましい。
優しい味とパンチの効いたものを取り合わせてくれたりして、
店長のさりげない心遣いが伝わってくる。

店長が話相手になってくれるので、じっくりと聞いてもらうことが多い。
年齢的にも仕事の悩みなどは共通点が多いし、
彼女も最近結婚したので、結婚の先輩としてアドバイスを頂戴したり。
きっと他の常連さんも、シニカルでキツめの冗談を飛ばしつつ
スッと背中を押してくれる店長の優しさが好きで、通うんだろう。

気づくと閉店時間はとっくに過ぎていて、毎回深夜まで長居してしまう。
お会計を済ませて扉を出ると、いつも気持ちがラクになっていて、
家まで足取り軽く歩いて帰る。

こんな感じで、その日のお総菜を盛り合わせてくれる。
このときは彼女と行ったので2人前をひとつに盛ってくれた。

野菜が多いのが嬉しい。量も絶妙。

ちょっとしたところに店長のお茶目なセンスが。

カウンター席は4〜5人。仕事帰りに気軽に立ち寄る女性が多く、
カウンターはいつもほどよく賑わっている。

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