最後にユニークなご挨拶をする主賓。
昨日は六甲山大学が主催する「ミントサロン」に参加して、
摩耶山天上寺の伊藤浄眞副貫主のお話を聞いてきた。
ご自身が暮らす地元・摩耶山への愛があふれるお話で、
冗談あり歴史の勉強ありと楽しい講演だった。
講演が終わり簡単な懇親会のあと、
そこの参加者有志でとある方の送別会を行った。
神戸の山に関わる仕事に携わる中で、何度となくお世話になった方。
今度は全然別の畑で、ベンチャー企業を立ち上げるとのこと。
定年より1年若い転身だけど、
そのバイタリティには本当に驚かされる。
最初にお会いした時は随分と難しそうな方だな…と思ったし、
その後も何度も厳しいお言葉も頂戴したけれど、
3年近く経ってようやく波長が合ってきた。
本当はとても面倒見がよく、アイデアと実行力にあふれた頼れるオジさま。
このあいだは、楽しい大人の飲み会にも誘っていただき、
たらふく食べ飲みさせていただいたりもした。
仕事のお相手とは、なかなかすぐにはノリが出にくいけど、
じっくり腰を据えてお付き合いをしていくと
あるときにふっと距離が縮まって、急にグルーヴ感が出てくることがある。
よくよく考えると、送別会に出席していた皆さんとは、
ほとんどそんな感じで徐々に距離を縮めてきた方ばかりだった。
これからも信頼を得て、ご協力いただけるよう
ますますちゃんと仕事していかないとな、と思った夜だった。
…
今回の主役には、カバランのシェリーカスクのミニボトルをプレゼントした。
大きい瓶はさすがに高いので断念。
ウイスキーの原酒は、通常10年前後かけて熟成させるところを
ほんの数年で同等に熟成させてしまう驚くべき技術力。
最も新しいウイスキー蔵のひとつにもかかわらず、
世界的に品質を認められて引っ張りだこ、値段も評価もぐんぐんと上昇。
分かりやすくパンチがある美味しさで愛嬌のある味。
彼の新しい会社がそんな存在になりますように、という気持ちを込めて。
送別会はJR三ノ宮駅至近のお店で。超特大カツが名物。
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