君らにはまだ想像もつかないかも知れないけど、
バスケするだけのことが一大事業になる日が来るんだよ。
諸先輩方の気持ちが痛いほど分かる、ここ最近。
今年に入ってからは仕事がそれほどギュウギュウ詰めということもなく、
年始のご挨拶という名目で飲みに出歩くことが多かった。
普段は22時から23時ぐらいまで会社で仕事をしていて、
そこから家に帰る途中に立ち寄って軽く飲み食いという感じ。
すると、年末から続く宴会や飲み食いの疲れが祟ったか、
ここのところ飲んだ翌朝、起きた時の状態が極めてヒドい。
鏡の向こうからこっちを覗く顔は誰なんだ。溜息が出る。
顔はむくみ、目は充血してまぶたが厚ぼったい。
頭の中は薄い霧がかかったまま。
バタバタと支度して、出社している間に
だんだんとスイッチが入ってくる。
これじゃいかんなー…と思ったので、今週2日ぐらい、
仕事が早めに終わった日もサッサと家に帰って、
久々に自炊してアルコールもほどほどにして早めに寝た。
すると、当たり前過ぎるけど、翌朝調子が良い。寝起きが爽快。
今までのヒドい状態を10としたら、5ぐらいまでヒドいメーターが減った。
洗濯や洗い物のようなちょっとした家事も、億劫じゃなくなる。
若いときは前日にある程度やらかしても何とかなっていたけど、
40歳を越えたら、もう如実に不摂生が祟ることが改めて身に染みた。
そういう意味では、嘘のつけない身体、素直な身体になってきたとも言える。
実は、これは身をもって知っていた。
ここ数年、バスケやフットサルをする前日は、
サッサと寝て体調を整えないと、翌日のパフォーマンスが如実に低下する。
周りから見てどこまで違うか分からないけど、自分の感じ方が全く違う。
内臓の代謝、心肺機能、腰の具合、キツい時こそ走るガッツなど。
だから、バスケの前日など可能な限りは、
早めに寝るとか飲み過ぎないとか、気をつけるようにしていた。
もう、若い連中と一緒にプレーするためには普通の状態じゃ足りなくて、
自分にとっての最高レベルの体調を常にキープして初めて、
彼らと同じスタートラインに立てる感じ。
相手がオジちゃんオバちゃんなら話は別だけど。
スポーツに対する準備は、身体を動かすことだから意識的だったのだけど、
別に走ったり跳んだりしない日々のデスクワークでも、
体調や気持ちを整えて臨まないと、
いよいよ自分の能力が発揮できなくなってきた。
毎日々々というのはなかなか難しいと思うけど、
「整える」ということは、これからのテーマになると思う。
気持ちと、身体と、暮らしと、諸々の準備と。
彼はいまだに整ったままなのだろうか。見かけなくなったな。
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