アラフォーからの転職・移住・結婚・デザイン…あてどもなく彷徨う中年放浪記

2016年1月11日月曜日

結婚の先輩あらわる

文字通り「アイアンシェフ」が鉄板で、油かすとネギを炒める。
油かすは神戸に来て、初めて口にした食材。
アイアンシェフは顔を写すと怒るので自粛。

個人的に社食と呼んでいる、会社から徒歩5分の古いお好み焼き屋。
60代の妹さんが店長で、70代のお姉さんとふたりでやっている。
背筋が伸びてシュッとした「美人姉妹」。

阪神淡路大震災までは、姉妹で東門街でラウンジを経営していて、
当時、妹さんは「三宮のフランス人形」と呼ばれていたとか…
チャキチャキッとした客あしらいに、当時の面影を感じる。

お姉さんは料亭で働いていた料理上手。
日によって数品、上品な味付けの小鉢を用意してくれているので
ひとりでぼんやり飲むのにちょうど良い。
週に1〜2回通う、神戸のメインダイニングであり第2の実家。

その日もヌタやカズノコ、グリーンピースを炊いたものをアテに
ひとりで飲み始めたら、ウチと同じシェアオフィスで働く
若いデザイナーNさんがふらりと現れたので、ふたりで飲み始めた。
個人的な新年会といった趣。

話題が結婚のことになり、Nさんもまだ誰にも伝えてないが
今年結婚すると告白してくれた。

10月に式を挙げることは決まっている、ゼクシィ買って勉強した、と。
相手のご実家に挨拶に行った時の様子など、あれこれと聞かせてもらった。
やっぱりスーツかジャケット着て行こう。
親戚の皆さんとの宴会とか、Nさんのリアルな体験談が参考になる。

彼は自分より10歳ぐらい若いけど、
個人事業主だからかとてもしっかりしてるし、
ちょっとだけ結婚体験の先輩になるので、
分かんないことがあったら相談に乗ってもらおう。先輩頼りにしてます。

実現に向けて、いろいろと動いていかないといけない。



一次会でおとなしく帰れば良いものを、Nさんと盛り上がってしまい、
三宮までテクテクと歩いて二次会行くぞ!という展開に。
明け方までやっている寿司居酒屋さんに行ったのだが、飲み過ぎた。

帰りに歩いていたら、道を渡る時に蹴つまずいて、
アスファルトに向かって右膝、右肘、右手の甲を擦りながら倒れこんだ。
痛え…と思って確認したら、
GUのパンツの右膝はバッチリ穴が開いて、膝小僧を擦りむいてしまった。

パンツは買い替えを考えていたから仕方ないか、と思ったけど、
ジャケットはそこそこのお値段がした、
POLEWARDSという国内アウトドアメーカーのソフトシェル。
ヤバい!右肘は?…と思い、恐る恐る見たら、擦った跡すらない。
スゲえ。

さすがアウトドアのアイテムだ…と納得しつつ、ヒョコヒョコと帰った。
酔っ払って転ぶ人は、アウトドアブランドのジャケットを着ておくと
擦過傷は免れて打撲傷だけで済みます。
またひとつ賢くなってしまった。

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